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小論文への12のステップ 友松悦子著 スリーエーネットワーク
小論文は口で話すのではなく、事実や意見を文字で述べるものです。文体はふつう丁寧態(です・ます体)ではなく、普通体(だ・である体)を使います。(論文では「~だ」より「~である」のほうがよく使われます。)
小論文では、連用中止形がよく使われます。
例・大がかりな実験を行って、分析した。
->行い
この食品工場では作業は人間の手を使わないで、すべて機械で行っている。
->使わず
東京は物価も高くて、人も多い。
―>高く
彼は体が丈夫ではなくて、病気ばかりしていた。
->丈夫でなく
日本語ではそれぞれの文体に合った言葉を選んで使います。くだけた会話で使う言葉と小論文などを書くときに使う言葉を使い分けることが大切です。
次の文を小論文の文体として適当な文に変えなさい。
続けてやってればいい結果が出るんじゃないかな。
―>続けてやっていればいいいい結果が出るのではないか。
103人の方々に1か月の外食の回数について伺った。
―>103人に1か月の外食の回数について聞いた。
9回の裏で山川選手にホームランを打たれ、試合は延長戦になってしまった。
->9回の裏で山川選手がホームランを打ち、試合は延長戦になった。
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