スポーツ外傷
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多忙と緊張感に満ちたが持つ社会で、ストレス解消と健康維持の為に、仕
が 増えている
事以外の余裕時間を作って、運動する人々はどんどん増加しています。
しかしながら、その運動中に傷害が発生するかもしれない。例えば、捻挫、脱臼、骨折、軟骨損傷、靭帯損傷、肉離れ、腱断裂など様々な突発性の怪我が
する う
発生します。それをスポーツ外傷と言います。
* スポーツ外傷の応急処置
「元の状態に回復させること」と「再傷害を予防すること」は最も大切な
いる
原則です。その原則として「PRICE」と言う応急処置が行われています。「PRICE」とは、P=Protect(保護、固定)、R=Rest(休息、安静)、I=Ice、Icing(アイシング、冷却)、C=Compression(圧迫、圧迫包帯、止血)、E=Elevation
だ
(上げる、患部を高くする)と言う意味です。
その手順と効果を下記に説明します。
◎ Protect(保護、固定)
けが う
怪我した人体組織を一時的に固定します。副木やサポーターや杖などを使います。用具としては三角巾、包帯、ひも、タオル、シーツ、ベルト、テープな
する
ど身近にあるものを利用します。
◎ Rest(休息、安静)
く けが 悪化させる
動かすと怪我を深くする恐れがあるから、スポーツを中止し、快適で安全
させる
な場所で休ませる。つまり、体を安静にします。こうすると患部の負担を軽減
ぐ
させ、症状の進行や悪化を防げます。
◎ Ice、Icing(アイシング、冷却)
炎症に伴う体の一部に充血、腫れ、発熱、痛みなどの状態は冷却で症状の
る けが 一日目から三日目
広がりを抑えます。怪我したら、およそ第一日から第三日まで、四、六時間の
だ
間隔で、患部に二十分ぐらい冷やすのが目安です。尚、アイシング中は、凍傷
する
を起こさないように注意してください。
◎ Compression(圧迫、圧迫包帯、止血)
と
アイシングを同じで、腫れや内出血や滲出液を最小限に抑えるのが目的です。出血や滲出液が過剰に放出すると必要以上の瘢痕組織が形成されます。それは
る
返って痛みや機能障害を残存させる原因になります。従って、包帯、三角巾、
だ
テーピング、タオルなどで患部を軽く圧迫固定するのが不可欠なことです。
◎ Elevation(上げる、患部を高くする)
患部を心臓より高い位置に保てば、血液やリンパ液の流れ込む量が少なく、
る それゆえ
出血や腫れの進行を緩和させる効果があります。ですから、負傷直後は損傷部位を高く上げた方が良いことが分かります。
けが
要するに、どんなに注意を払っても、運動中に突発的な怪我が発生する可能
る その でどんな
性があります。この時はその場その応急処置をとったかがその後の治療や回復
する
に大きく影響します。そのままにしておくと、患部のダメージが段々拡大する
る おきたい。
恐れがあります。そこで、「PRICE」の法則を是非覚えておいて頂きたいと思います。運動傷害をよく知り、楽しく運動しましょう。