今日台湾では、日本語は英語に次いで、二番目重要な外国語になっている。それは単に両国の地理関係だけでなく、あらゆる面で台湾は日本と深い関係を持ち、他のどの国よりも台湾は日本と密接な関係を維持してきた。

先ず産業面で見るとわかるが、サービス業の殆どは日本が台湾を追い越している。例えば私が以前働いていた広告業界、飲料業界又はメディア業界では、各業界のどこを見ても台湾の参考になるものが多い。実際に台湾の各業者も多くのノウハウを日本から学んできた。

先進国のノウハウを取得するには、日本以外にもヨーロッパやアメリカなどが可能だが、なんといってもやはり日本から得たものが台湾にとって最も役に立つと言われている。その理由はいくつかある。両国の文化が似ている部分と、技術を取得際、台湾側が取得にかかるコストが欧米と比べ比較的低いからだ。あともう一つ重要な理由がある。それは台湾人の日本語能力の高さだ。

これは以前ある日本系の広告会社で働いていた時の出来事だ。われわれ台湾支社はアジア各国の担当者を招き、アジア担当者会議を行った。参加者は同じ日本の広告会社の社員だが、彼らはだれ一人日本語ができない。その代わり、彼の英語は相当上手だった。参加者の中で、日本語ができるのはたった私だけだった。

それだけではない。当時台湾支社の営業担当は殆ど日本留学経験者であり、それなりの日本語が話せる。それは何を意味するかというと、台湾人の日本語は相当なレベルに達し、人数の割合も他の国より高い。それが台湾と日本の間の密接関係をサポートしている。

日本語をまだ勉強していない方ならそれはそれでいいのだが、もし中級レベルに近い方であれば、是非上級程度まで努力する事を勧める。日本語を通して自分が働いている業界で日本のノウハウを吸収し、そのノウハウを台湾に需要に合うアレンジをすれば、相当役立つだろう。

arrow
arrow
    全站熱搜

    蘇 柏亞 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()