先日ある日本語教育関係のブログを見つけた。ブロガーは日本留学経験がないが、彼のブログの中にある発音材料を聴く限り、発音はそれなりの程度に達している。ただ、作者は自分の日本語の発音に相当自信があり、彼の発音は日本人とほぼ同じだと自称している。それにはちょっと無理がある。

僕が知っている台湾人の中で、発音を聞いて日本人と勘違いするほど上手い人は殆どいない。発音を完璧にするにはその国に生まれ、長年その言葉を話す環境で育った学習者じゃないとなかなできない。例え一瞬日本人の発音と同じだと思っても、何分か聴くと幾つかの場所でわかってくる。

日本語の発音の中で台湾人が一番苦手なのは促音だ。一連の促音を台湾人に話させればすぐその人が台湾人だと判断できる。日本語のリズムを掴む事は正確なイントネーションで話すのと同じく難しい。

今の若い人は僕の世代より自己アピールが上手く、自分に対して自信がある。それはそれでいい事だ。その自信が客観的な情報を根拠に生まれたならいいが、そうでなければただの自惚れとなってしまう。発音に関しては別に完璧にまで追求する必要はなく、それよりコミュニケーション力の育成のほうが重要だと僕は感じている。

 彼の発音が日本人と同様かは別として、彼のような方が読者の為にフェースブックを立て、日本語に関する問題解決に多くの時間を注ぐ姿勢はとてもすごい。今後僕も時間があれば自分のFBを更に充実させ、多くの日本語学習者に何かの役に立てばいいと願っている。

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    蘇 柏亞 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()