日本語には「海外語学勉強」と言う言葉がある。これを中国語に翻訳すると「」である。日本語の「海外語学勉強」は如何にも真剣に取り組み姿勢が見れるが、これを中国語の「遊学」に訳すと、なんだか遊びに出たような気がする。実は、僕自身も二十五年前、半年間イギリスで「語学勉強」をした。当時、ちょうど家業の幼稚園を辞め、今後どうしようか悩んだ時、たまたま経済的に余裕があったので、軽い気持ちでイギリスに言った。結論から言えば、まさに「遊学」だった。英語のレベルは出国前と比べやや進歩はしたが、はっきり言って、多額の金額を出した程の効果はなかった。数十年たった今になって残ったのは、忘れかけた思い出と何枚かの写真だけだ。最近僕の高校同級生が数万元のお金を彼の息子の短期間留学に出した。その息子は大学の在籍期間を一年延ばし、もう少し親父を頼ることにした。たぶん彼は今の若者と同じ考えで、外国に行けば何かが得られると信じているのかもしれない。僕の知り合いで、娘を何回もドイツへ短期留学させた者がいる。その娘は別にドイツ語専攻の学生でもない。面白いことに、知り合いの彼女は一度もドイツに行った事がない。この二つの例を見ると、子供を持つ親は偉いというか、親ばかというか、子供の要求に出来るだけ満足を与える。僕個人はそれより、台湾にいる期間にできる限りの外国語勉強をさせ、いざ留学する際、子供にもっと長期間滞在させ、いろいろ勉強させたほうが彼らの役に立つと思う。

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    蘇 柏亞 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()