先程放送大学の番組「認知心理学」を見て色感じたことがある。その先生はわれわれが深く信じている「外国語の学習は早ければ早いほうが言い」との仮説に関して多く述べていた。番組の内容自体については、ここで述べるつもりはないが、この番組に触発されて、幼児期の外国語学習について一言話したくなった。

  当然幼いときから外国語を勉強するのは悪くないと思う。しかし、僕が言いたいのは、今の社会では、その重要性があまりにも誇張されているような気がする。外国語の学習時間が長ければ長いほどそれなりの効果はある。しかし、大人が思うほど子供に英語を幼稚園から一生懸命勉強させる必要があるのか、その点について僕は疑問を持つ。

  幼児期にとってもっとも重要なのは情操教育や道徳教育である。次に重要なのは母語についての表現能力等が含まれている。幼児期の教育で、英語又は外国語の取得はそれほど重要ではな。英語の学習はあくまでも遊び程度で十分だと思う。

  本格的に外国語を学習するべき時期は、その本人が外国語の学習に強い動機を持ち始めてからでいいのである。如何に学生に動機付けさせるかが教師の役目である。もし、その学生が外国語の学習に強い動機がなければ、例えその学生が大学生であっても、あまり効果は期待できない。動機がはっきりしない学生が学習に失敗した例はあまりにも多い。

  今の親は子供の為に多くのお金を費やしているが、それなりの効果があまり出ていない。楽器や外国語の学習過程を見ても、以前の子供よりうまくいっているようにはなかなか見えない。外国語の学習を早めるよりも、その前の動機付け段階をきちんと踏まえてからはじめたほうが望ましいだろう。

   

arrow
arrow
    全站熱搜

    蘇 柏亞 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()